武蔵小杉の正統派博多豚骨ラーメン「禿鷹」

最近の武蔵小杉は行くたびに1本ビルが建ってるんじゃないかぐらい再開発が激しいので毎回びっくりします。今回も通院のついでに武蔵小杉周辺を久しぶりに探索すると、武蔵小杉のイトーヨーカドー裏手の路地にラーメン屋さんを発見！

本格的な博多ラーメンのお店「禿鷹」さんです。豚骨ラーメン大好きなので一度行っておかないと！ということで食べてきました。

「禿鷹」店内はカウンターのみ、食券機で食券を買って注文します。

今回はおすすめメニューの「禿鷹ラーメン」1000円を注文しました。

ランチタイム中はライスの大中小が無料という事で、ライスの中もお願いしました。

豚骨ラーメンの場合、あまりライスは食べないのですがこの「禿鷹」さんは辛子高菜、紅ショウガ、自分で潰すタイプの生ニンニクが置いてあり、高菜がごはんに合いますのでライスもお勧めです。

青ネギ、私の大好きなキクラゲ、味玉、トロトロ系チャーシュー、海苔がのっています。美味しそうです。

麺はこれぞ博多ラーメンという極細麺で麺を箸で引き揚げた時に「これこれ！」と感動してしまいました。今回は「硬め」を注文しました。麺は「針金」や「粉おとし」もお願いできるようです。

スープは一口飲むと、昔福岡に出張したときに友人に連れて行ってもらった博多ラーメンを食べた時に感じた「博多ラーメンって実はあっさり」を思い出しました。あっさりしているんですが豚骨のコクがあってとても美味しいスープでした。

本格的な博多ラーメンを食べて、豚骨ラーメンの「博多ラーメン」「長浜ラーメン」「久留米らーめん」の違いが気になって豚骨ラーメンの歴史を調べてしまいました。

豚骨ラーメンは、久留米のうどん屋台「たぬき」の店主が、横浜で「支那そば」が流行っているというのをヒントに考案し昭和12年に初の豚骨ラーメン店「南京千両」を開店した。
最初の豚骨ラーメンは白濁しておらず、、久留米屋台の「三九」で豚骨らーめんのスープを煮込み過ぎたところ、白濁スープになってしまい、味付けしたところ美味しかったので発見された。
「久留米ラーメン」は、中太ストレートのやわ麺
「博多ラーメン」は、細いストレートの硬麺
「長浜ラーメン」は、極細ストレートの硬麺
「硬麺」「替え玉」は、市場の近い長浜で、忙しい市場の人にも早く出せるようにしたのが発祥。

という事で、いまでは各店舗でいろんな文化を取り入れて線引きはできないそうですが、豚骨ラーメンにも歴史があるんですね。知らなかった・・・